クレジットカードの鍵
自分さえよければと何もかもひとり占めにしていると、文字どおりお金の流れをさまたげ、「パイプ詰まり」になり、結果として自分にもお金が流れてこない。
経済的な成功とは、与えることを惜しまないから達成できるもので、与えることなしに達成できることはない。
お金を確実に移動させたいなら、まず気前よく与えはじめること。
報酬やチップに気持ちばかり上乗せしたり、チャリティーに寄付したり、お金を還元する方法はいくらでもある。
どんな結果が生じるか、まずはためしてみてほしい。
これと同じ因果関係は、人生全般にもあてはまる。
与えることと受けることは、一枚のコインの表と裏だ。
もっと自分の人生を楽しみたい、愛されたい、尊敬されたい、成功したいと思うなら、まずは自分の望むものを周囲に与えよう。
これほど簡単なことはない。
そしてやることをやったあとは、くよくよ考え込まないことだ。
大いなる存在はすべてを見通していて、与えたものにはすべて利子までつけて返してくれる。
執着しないと魔法が起きる気にしないとは、「どうなったってかまわない。
自分の知ったことじゃない」という無関心な態度だが、執着しないとは、「自分にできることはすべて全力でやった。
もしも結果が思わしくなくても、それはそれでもよしとする」態度だ。
「何がなんでもこうでなければいけない」と前もって決めた結果にしがみつくと、努力をしている最中はもちろん、全力を尽くしたあとも、万が一残念な結果に終わったあとも、多大なエネルギーを消費する。
しかし、執着を捨てれば、精神的に大いに解放される。
執着しないとは、努力はするが結果にはこだわらないということだ。
最大限努力して、後は完全に成り行きにまかせるということだ。
執着はよけいな恐怖感を生み出す。
もし失敗したら、もし契約にこぎつけられなかったら、もし拒否されたら、そう、「もし…」は無限にある。
すべてが自分の希望どおりにいくべきだという考え自体がプレッシャーのもとになる。
それにくらべて、執着を捨てるとすべてが魔法のようにうまくいく。
まず努力することが楽しくなり、その過程そのものを楽しむようになる。
結果に執着しなければ、プレッシャーが消えて自信をもてるようになり、結果的には成功に結びつくか、少なくとも達成感を得られる。
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